6月5日 トガクシショウマをみたくて見たくて尾瀬まで遠出をしてきました。
今年は例年に比べ10日以上早い開花だったのを承知で最後の残り花でもとの期待です。
この時期の尾瀬は初めてです。
今年の開花時期に遅れをとったとはいえ、尾瀬名物:白い絨毯を敷き詰めたような水芭蕉を一部でも見れると
期待したが、う~ん 残念!!
1っ泊のつもりで計画していたが予約が取れなかった。それでほかの人の情報を参考にして前泊地を
早出して日帰りを強行した。もう大変な思いをしました。
家内はもともとのひざ痛に苦しみ、小生は時々経験する足のつりに悩まされた。それに暑さ負けも加わり
疲労困憊、復路は何度もへたり込む始末。最後の山ノ鼻センターでは十分休憩をとって体力回復。
鳩待峠への登りには十分時間をかけてなんとか5時発の便に間に合った。
(実は往路時、竜宮の小屋の主人に相談しました。いろいろなことを教示いただきxx時までに戻れば
大丈夫。もし14時を過ぎるようであれば当宿は予約制だが何とかしてあげると。実際は少し早く通過
出来たのでそのまま先を急ぎました)
6月3日 尾瀬への前日、前泊地沼田市までを初めての上田市から国道144号~145号を経由した。
途中の長野原草津口から寄り道し野反湖に向うためである。
野反湖はシラネアオイの大群生で知られているが、この方面に行く機会はめったにない。
花はここも例年になく早くも終盤と知りつつ、家を早出して立ち寄った。
大群生地:八間山中腹斜面を回り切れないほどの広大な地にそれも濃い密度で埋め尽くされていた。
あまりの規模に驚かされたが、なんだか違和感を覚えた。植栽されて観光地化されている様子です。
やっぱり山野草は、僧ヶ岳や唐松岳で山登りの苦労の末に出会う感動などの楽しみがない。
別にコマクサの植栽していてまだぽつぽつしかないがいずれ名物になるかも。
ほかにイワカガミやヨウラクツツジも見られた。ノゾリキスゲやヤナギランも見事らしい。
<おまけ>
無知なことで恥ずかしいが、このルートにはあの有名な〝八ッ場ダム〝 がありました。
丘の上に見物用の施設もあり観光資源になっていました。
来年度には完成し、オリンピックのころには貯水が始まっているとのこと。
ショウマの仲間にはきれいな花が多い。
鳳凰三山を登っている途中、思いがけなく出会ったレンゲショウマは本当に感動ものでした。
山登りのご褒美と感謝しています。いまだに玄関口に写真を掲げています。
また剣岳のキレンゲショウマも小説とともに格別の思い出があります。額縁に入れて見とれています。
伊吹山のサラシナショウマも素晴らしい。ほかにも・・・・・
トガクシショウマも長い間出会いを求めていたもので、小生の心に宝物が一つ増えました。